オンラインで遊ぶ
ワンダーゲート対応ゲームは、RevivalGateで再びオンラインにつながります。スコアを送信したり、全国ランキングを見たり、かつてはドコモの携帯電話とバンダイのサーバーが必要だったおまけ要素を解放したりできます。いちばん簡単なのは、ワンダーゲートアダプターを内蔵し、最初から有効にしてある私のカスタム版MesenCEエミュレーターです。ダウンロードすれば、そのまま遊べます。実機のワンダースワンも、ExtFriend互換のケーブルでChromeかEdgeからオンラインにできます:本体をつなぐなら、インストールは不要です(今のところ未検証です)。私のRevivalGate USB-Cモジュールで、スマートフォンにも対応する予定です。MednafenでもSwan Revival Linkを使えば遊べます。
環境を選ぶ
| 環境 | 必要なもの | 対応OS |
|---|---|---|
| MesenCE(おすすめ) | 私が配布しているMesenCEだけ | Windows、macOS、Linux |
| 実機のワンダースワン | ExtFriend互換ケーブルと、ChromeまたはEdge | Windows、macOS、Linux、ChromeOS(未検証) |
| USB-Cモジュール | モジュールと、私のスマートフォンアプリまたはパソコン | 設計中 |
| Mednafen(上級者向け:ターミナルを使います) | Mednafen 1.32以降、Swan Revival Link、Node.js 22 | macOS、Linux |
| RetroArch、スマートフォン | 未対応 | |
MesenCEで遊ぶ
- 私が配布しているMesenCEをダウンロードします。高精度なワンダースワンエミュレーターのMesenCEに、ワンダーゲートアダプターを組み込んだものです。
- Windows:解凍してMesen.exeを実行します。Windows SmartScreenが不明なアプリとして警告したら、More info(詳細情報)、続けてRun anyway(実行)を選んでください。
- Mac:解凍してMesenをアプリケーションフォルダーに移します。Appleの署名と公証を受けているので、ほかのアプリと同じように開けます。
- Linux:SDL2をインストールし(UbuntuとDebianでは
sudo apt install libsdl2-2.0-0)、アーカイブを展開して./Mesenを実行します。
- スコアに自分の名前を付けるには、アカウントを連携します。ログインして「本体を連携」を選び、表示されたコードをSettings、WonderSwan、WonderGateタブのAccount欄に入力してください。連携していない状態で初めてゲームがオンラインになったときに、MesenCEがその両方を開くよう案内します。連携は任意です。連携しなくても、スコアはゲーム内の名前で投稿されます。
- ゲームの電源を入れ、ワンダーゲートのメニューを開きます。各ゲームのランキングのページに、隠しメニューも含めて入り方を載せています(隠しメニューは、ボタンを押しながら電源を入れると出ます)。
実機のワンダースワンで遊ぶ
上級者向け:Mednafenとターミナル
Mednafenには独自のメニューがなく、ターミナルから起動します。普段からそうして遊んでいるなら、Swan Revival Linkをつなげられます。それ以外の方には、ターミナルがまったく要らない、上のMesenCEと「本体をつなぐ」をおすすめします。
Swan Revival Link
Mednafen用(ターミナル派ならケーブルにも使えます)の小さなプログラムです。2001年のワンダーゲートアダプターと携帯電話の代わりをします。アダプターと同じようにゲームに応答し、通信を私のサーバーに送ります。本体もカートリッジもそのままで、パッチは不要です。
macOS版をダウンロードLinux x64版をダウンロードLinux ARM64版をダウンロード
ホームフォルダーに展開してください。swan-linkフォルダーができ、下のコマンドはそこを使います。Node.js 22以降が必要です。Mac版はAppleの署名と公証を受けています。Windows版はありません。WindowsではMesenCEを使ってください。
スコアに自分の名前を付ける(任意)
ログインして「本体を連携」を選び、表示されたコードを付けて次のコマンドを一度だけ実行します:
~/swan-link/swan-link --link ABCD2345連携しなくても、スコアはゲームで入力した名前で投稿されます。
Mednafenで遊ぶ
Mednafen 1.32以降をインストールし(Macではbrew install mednafen、Linuxではパッケージマネージャーで)、Mednafenを終了してから、次の1行をターミナルに一度だけ貼り付けます:
curl -fsSL https://swanrevival.com/link/install.sh | shSwan Revival Linkを~/swan-linkにインストールし、すべてのゲームでMednafenのワンダーゲートを有効にして、スコアに名前を付けるかどうかを尋ねます。あとはMednafenで好きなゲームを開き、ワンダーゲートのメニューに進むだけです。各ゲームのランキングのページに、隠しメニューも含めて入り方を載せています。
インストーラーを使わない場合
Swan Revival Link(上記)をダウンロードしてホームフォルダーに展開し、Mednafenを閉じた状態で、すべてのゲームのワンダーゲートを一度に有効にするか:
~/swan-link/swan-link --setup-mednafenゲームごとに有効にします:
mednafen -wswan.excomm 1 -wswan.excomm.path ~/swan-link/swan-link "Raku Jongg (Japan).wsc"実機のワンダースワンをターミナルから
本体をつなぐと同じことを、ブラウザーの代わりにmacOSかLinuxのSwan Revival Linkで行います:
- ケーブルのポートを調べます:Macでは
ls /dev/cu.usbmodem*、Linuxではls /dev/ttyACM*。 - そのポートでSwan Revival Linkを起動し、動かしたままにします:
~/swan-link/swan-link --serial /dev/cu.usbmodem1101 - ゲームのワンダーゲートのメニューを開きます。
このエミュレーターを使う理由
ワンダーゲートを使うには、エミュレーターが本体のシリアルポートをアダプターに渡せる必要があります。公式版のMesenCEとaresはこのポートを再現していますが、どこにもつながっていません。そこで、ワンダースワンのエミュレーターの中でも特に正確なMesenCEに、私がアダプターを組み込みました。Mednafenはポートを別のプログラムに渡せる(wswan.excomm)ので、Swan Revival Linkはそこにつながります。
ほかのサーバーを使う
標準のサーバーはSwan Revivalが運営していますが、そこに縛られることはありません。MesenCEでは「WonderGate」タブに「Server address」の欄があり(「Use default」で元に戻せます)、Swan Revival Linkでは--serverで指定できます。同じワンダーゲートのトンネル方式に対応したサーバーなら、どれでも使えます。アカウントの連携は、連携を行ったサーバーにだけ残り、ほかのサーバーに送られることはありません。ブラウザーの「本体をつなぐ」は、常にRevivalGateを使います。
RetroArchとスマートフォンへの対応
まだ対応していません。同じアダプターはRetroArchのコアにも組み込めるので、そうすればAndroidにも対応できます。使ってみたい方はGitHubで教えてください。
つながらないとき
- ゲームが携帯電話やアダプターを見つけられない
- MesenCEでは、Connect a WonderGate adapterにチェックが入っているか確認してください(Settings、WonderSwan、WonderGateタブ。自分で外さない限りオンです)。そのうえでゲームの電源を入れ直してください。アダプターは電源を入れたときに接続されます。Mednafenでは、
wswan.excommの2つの設定とパスを確認してください。「本体をつなぐ」でケーブルを使う場合は、ページに「接続済み」と出ているか、電源を入れる前にケーブルが本体のEXT端子に挿さっているかを確認してください。ターミナルの場合は、Swan Revival Linkが正しいポートで動いているか確認してください。 - 「本体をつなぐ」に接続ボタンがない、または一覧にケーブルが出ない
- このページはパソコンのChromeかEdgeでしか動きません。SafariとFirefoxはUSBシリアル機器を使えません。ケーブルが一覧にない場合は、抜き挿しして、ケーブルを使っているほかのプログラム(ExtFriendのツールなど)を閉じてください。Linuxでは、ユーザーを
dialoutグループに入れる必要があるかもしれません。 - 接続はするが、エラーが出る
- サーバーのアドレス(MesenCEではWonderGateタブ、Linkでは
--server)とインターネット接続を確認してください。Linkの場合は~/.swanrevival/link.logに原因が書かれています。「本体をつなぐ」では、ページの「技術ログ」を開いてください。 - スコアに自分の名前が出ない
- アカウントを連携してください(上記)。「本体をつなぐ」では、ログインしているだけでかまいません。連携する前に投稿したスコアは、ゲーム内の名前のままです。
送信されるのは、ゲーム自体が送るもの(名前、スコア、リクエスト)と、連携している場合は連携トークンだけです。パソコンのそれ以外の情報は送られません。